<W杯スキー:複合>◇個人第17戦◇18日◇ドイツ・クリンゲンタール

 渡部暁斗(北野建設)が優勝し、W杯初優勝した第14戦(5日)以来となる今季2勝目を挙げた。表彰台は4戦連続。

 渡部暁は前半飛躍(HS140メートル、K点125メートル)で最長不倒の144メートルをマークして首位に立った。後半距離(10キロ)は2位と6秒差でスタートし、後続を引き離した。渡部暁は「この勝ち方はいい。後半距離の差は少なかったけど、追いつかれてもいいと逆に余裕があった。突っ込んだ感覚はないから、スキーがかなり滑ったと思う。しっかり自分のペースをつくってゴールできた」と話した。

 加藤大平(サッポロノルディックク)が18位、渡部善斗(早大)は22位、湊祐介(東京美装)は28位だった。