フィギュアスケートの世界選手権(フランス・ニース)に出場する男子の3選手が27日、メーンリンクで行われた公式練習に参加した。約40分間の練習で、初めて滑るリンクの感触を確かめた高橋大輔(26=関大大学院)は、「けっこういいんじゃないですか。氷も雰囲気も」と好印象。2年ぶり2度目の世界王者を狙う大会になる。

 昨年は銀メダルを獲得した小塚崇彦(23=トヨタ自動車)も「氷の感覚はすごく良い」と絶賛。練習中にはジャンプを回避する場面もあったが、「あれは滑りすぎて壁に近かったので。その判断ができるということは冷静だと思います」と話した。