<バスケットボール・第25回都道府県対抗ジュニア大会:埼玉65-62広島>◇2日目◇29日◇女子決勝トーナメント1回戦◇東京体育館◇日刊スポーツ新聞社後援

 埼玉が広島に辛勝し、ベスト8に進んだ。埼玉は63-62から、ゲーム終了目前で痛恨の反則。相手にフリースローを与えたが、緊張で2本とも外れた。最後に1ゴールを追加し、逃げ切ったが、都築克宏監督(53)は「もう、負けゲームでした」と苦笑いだ。

 埼玉は梅村彩耶(志木市立宗岡中2年)が、スピードを生かして相手コートに切り込み、残り3分26秒で63-53と10点リードした。このまま勝利と思われたが、そこからミスが続いて相手の追い上げを許した。それでも最後は相手のミスで勝ったことに、都築監督は「勝てたのは運があるということ。運をもらえるならつかんでいこう」と選手にハッパをかけていた。