同じ大会で初めて複数のメダルを獲得した日本男子。高橋大輔(26=関大大学院)と羽生結弦(17)は重圧から解放された笑顔で激戦を振り返った。

 -メダルの感想は

 高橋

 ほっとしている。やっとフリーで4回転を成功させることができたので、それがすごくうれしい。

 羽生

 エキシビションで滑るために5位には入りたかったが、メダルは考えてなかった。決まったときも正直、実感はなかった。

 -ダブルで表彰台

 高橋

 日本勢ワンツースリーにはならなかったが、初出場の若い選手が3位に入って素晴らしいこと。頼もしく思う。

 羽生

 初出場で大先輩の隣でメダルを取ることができた。本当にびっくりした。

 -4回転に成功した

 高橋

 滑りを見直したことで、ほかのジャンプに時間がかからず、4回転の練習をできるようになった。来季は4回転フリップもやりたい。

 羽生

 来シーズンはサルコーもトーループも入れられればいい。

 -羽生について

 高橋

 彼は伸びしろがある。(差を)詰められるかもしれないし、離されるかもしれないと今大会を通して肌で感じた。