日本ラグビー協会は25日、アジア5カ国対抗初戦のカザフスタン戦(28日、アルマトイ)の日本代表メンバーを発表した。先発15人のうちCTB田村優ら6人が代表キャップなしで、これがデビュー戦に。一方で、日本代表キャップ68のWTB小野沢宏時、同54のロック大野均といったベテランも先発に名を連ねた。出場すれば、日本代表最年少デビューとなる18歳のWTB藤田慶和はバックアップメンバーとなった。

 今回はエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が就任して初の試合で、同HCは「ポテンシャルに満ちあふれた選手がそろいました。これからの試合をとても楽しみにしています。今の日本で一番強いチームとして、メンバーを選びました。22人のキャップ数(の合計)は約200。ここからがスタートです」とコメントした。

 主将のWTB広瀬俊朗は「今までやってきたベーシックなことを、どこまでできるか楽しみ。ファンの人たちにも、新しいラグビーをお見せできればと思います」と、2度の合宿で手応えを得ていたようだ。