ボートのロンドン五輪アジア予選に出場している男子軽量級ダブルスカルの武田大作(ダイキ)浦和重(NTT東日本)組は27日、翌日の準決勝に向けて韓国・忠州の会場コースで調整し、武田は「いい感じでこげた」と手応えを口にした。

 26日の予選は1組1着で通過したが、強風で波が立つ悪条件でオールの動きが荒れた。水面が落ち着いたこの日は、ゆったりとしたリズムで大きくこぐことを意識し、武田は「昨日の修正。いろんなコンディションでこげるようにしないといけない」と説明した。

 29日の決勝で3位以内に入れば、武田は5大会連続、浦は3大会連続の五輪出場が決まる。