<体操:NHK杯兼ロンドン五輪代表最終選考会>◇初日◇男女個人総合予選◇4日◇東京・代々木第1体育館

 男子個人総合は、田中和仁(26=徳洲会)がミスのない演技で91・300で首位に立った。4月の全日本選手権との合計点でも181・200点で首位をキープ。初の五輪出場へ、前進した。昨年の世界選手権代表選手たちにまじって、野々村笙吾、加藤凌平(ともに順大)の18歳コンビが活躍。野々村は田中和に0・650点差の2位につけ、加藤は代表選出に際しての「特化種目」ゆかで15・250の1位となった。

 すでに代表に決まっている内村航平(23=KONAMI)は、ゆか、つり輪、鉄棒の3種目のみ出場。鉄棒では自己最高タイの16・750をマークした。