44年ぶりの五輪出場を懸けて6日に南アフリカとの決勝に臨むホッケー男子の日本代表は5日午前、岐阜県グリーンスタジアムで約1時間半の練習を行った。3-2と逆転勝ちした中国戦から一夜明け、各選手から笑みがこぼれるリラックスしたムード。南アフリカ得意のペナルティーコーナー(PC)に対する守備などを入念に確認した。

 南アフリカとは2日の1次リーグで3-3と引き分けた。MF川上啓主将(28=名古屋フラーテル)は「すごく盛り上がってます。南アフリカ戦の鍵は自分たちのプレーができるか。3点勝負だと感じています」と力を込めた。姜建旭(カン・ゴンウク)監督も「試合ごとに自信がついている。選手全員が一丸となって、明日は夢がかなえられると信じています」と話した。