日本ラグビー協会は16日、アジア5カ国対抗最終戦の香港戦(19日、東京・秩父宮ラグビー場)の日本代表メンバーを発表した。12日の韓国戦でベンチスタートだったフッカー木津武士、SH日和佐篤、CTB田村優が先発メンバーとなった。

 日本はここまで開幕3連勝で、香港に勝てば4戦全勝で本大会5連覇となる。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「今回のメンバーは、今ベストの22人」とコメント。この日の練習中は、集中力やコミュニケーションを欠いた場面でいったん全員を集め“初カミナリ”を落とす一幕もあった。昨年の対戦では45-22で勝ったものの、後半だけでは14-19だったため、同HCは万全の準備で就任初タイトルに挑む構えなのだ。

 「カミナリ効果」のせいか、練習終盤の出来には満足のようで、最後は「最後にはいい形で練習を終えることができた」と笑顔。また、同HCは香港について「オーソドックスなチーム。自陣からはキックで攻め、WTBはスピードがある。セットプレーも安定してる」と話していた。