25日に開幕するテニスのウィンブルドン選手権男子シングルスで、けがからの復帰戦に臨む日本のエース錦織圭(日清食品)が24日、記者会見した。
約2カ月ぶりに実戦に戻る錦織は終始リラックスした表情を見せ、復帰戦への思いなどを語った。
-けがの状態は
錦織
痛みは完全に引いているが、(サーブを打つときに)違和感がある。まだ100%と言える状態ではないが、試合ができるくらいには治っている。
-負傷した時の心境
錦織
長引くと思っていなかった。何日かたって、くしゃみでも痛かったし、事の大きさに気付いた。医師から最低6週間かかると言われ、全仏オープンに出られないのも分かっていた。
-シード選手で臨む期待や重圧はあるか
錦織
考え出すときりがないと思うし、2カ月休んでいたので(ランキングの)ポイントは勝って取らないといけないのは当たり前。なるべく考えないように(している)。
-実戦を離れた不安は
錦織
もちろんある。試合の入り方やどこで集中力を高めるかという試合勘を失っているところもあると思う。1試合目を勝つことがすごく重要。
-初戦の相手の印象
錦織
(ツアー本戦で2度勝っているが)あまり得意とする相手ではない。ストローク主体で似ている部分もあるし、ラリー戦になると思う。