<アメリカンフットボール・Xリーグ:オービック35-21IBM>◇30日◇川崎球場◇日刊スポーツ新聞社主催

 3年連続日本一を狙うオービックが、公式戦連勝記録を23に伸ばした。

 開始29秒にQB菅原-WR木下のホットラインで、70ヤードのTDパスで先制。その後も守備がチャンスをつくって加点し、第1Qで26-0とIBMを大きくリードした。後半は攻撃が不発でミスにもつけ込まれ、残り5分を切って35-21と迫られた。さらにインターセプトを喫したが、UCLA出身QBクラフトにパスを許さずに振り切った。

 コロラド大出身DLビーティーがQBサックにインターセプトをマーク。クラフトとの同じ米大学1部出身対決に燃えていた。「絶対負けたくなかった。サックを決められてよかった」と胸を張った。大橋ヘッドも「激しいプレーは今までの外国人選手にないもの」と期待していた。