<男子テニス:楽天ジャパン・オープン>◇決勝◇最終日◇7日◇東京・有明コロシアム

 世界17位の錦織圭(22=日清食品)が決勝に進出し、日本男子史上初のツアー2勝目に王手。決勝では同15位のミロシュ・ラオニッチ(21=カナダ)と対戦。7-6、3-6、6-0でラオニッチを下し、大会初優勝とツアー2勝目を決めた。【第3セット】<第6ゲーム;錦織6-0ラオニッチ>

 ラオニッチ意地のエースを見せるが、錦織がマッチポイントを握る。2度のデュースの末、最後はラオニッチのフォアがネットに。ついに勝った!<第5ゲーム;錦織5-0ラオニッチ>

 錦織が足もつらせて転ぶがラオニッチにミス。そこからは持ち直してキープ。<第4ゲーム;錦織4-0ラオニッチ>

 ここからニューボール。疲れからかラオニッチが足を滑らす場面も。ダブルフォルトもあり錦織がブレークポイントを握る。錦織スーパーリターンエースでブレーク!<第3ゲーム;錦織3-0ラオニッチ>

 ラオニッチにイージーミス。錦織がラブゲームでキープ<第2ゲーム;錦織2-0ラオニッチ>

 錦織の見事なバックと強烈なフォアが決まりブレーク!<第1ゲーム;錦織1-0ラオニッチ>

 錦織のファーストサービスが決まるが、ラオニッチもリターンエースで反撃。最後はなんとかキープ。【第2セット】<第9ゲーム;錦織3-6ラオニッチ>

 ラオニッチにダブルフォルトが出て錦織がブレークポイントを握るが、最後は強烈サーブでキープされ、このセットを取られる。<第8ゲーム;錦織3-5ラオニッチ>

 ラオニッチのリターンエースなどが決まりブレークされる。<第7ゲーム;錦織3-4ラオニッチ>

 錦織の見事なバックが決まるが、ラオニッチのサーブがよく決まりキープされる。<第6ゲーム;錦織3-3ラオニッチ>

 錦織にミスも出たが落ち着いてキープ。<第5ゲーム;錦織2-3ラオニッチ>

 ラオニッチにミスも出てデュースまで持ち込むが、振り切られキープされる。<第4ゲーム;錦織2-2ラオニッチ>

 ここからニューボール。錦織のファーストサービスがよく決まり、40-15から危なげなくキープ。<第3ゲーム;錦織1-2ラオニッチ>

 ラオニッチのファーストサービスの確率低下も、決まれば強烈。キープされる。<第2ゲーム;錦織1-1ラオニッチ>

 錦織にこの試合初ダブルフォルト。15-40のブレークポイントを握られるが、粘ってキープ。<第1ゲーム;錦織0-1ラオニッチ>

 ラオニッチのエース3本でキープされる。【第1セット】<タイブレーク;錦織7-6ラオニッチ>

 錦織が3ポイント先取されるが粘って6-4とリードを奪い返す。そのまま7-5でとり第1セット先取<第12ゲーム;錦織6-6ラオニッチ>

 錦織が40-15のセットポイントを握るが、ラオニッチのサーブが決まりだしキープされる。<第11ゲーム;錦織6-5ラオニッチ>

 錦織にミスも出るがストロークで粘り40-15からキープ。<第10ゲーム;錦織5-5ラオニッチ>

 ラオニッチのボディへのサービスが続けて決まりキープされる。<第9ゲーム;錦織5-4ラオニッチ>

 錦織がラブゲームでキープ。<第8ゲーム;錦織4-4ラオニッチ>

 錦織にリターンエースも出て30-40まで粘るが、キープされる。<第7ゲーム;錦織4-3ラオニッチ>

 錦織のファーストサービスが決まらず苦しむが40-30からキープ。<第6ゲーム;錦織3-3ラオニッチ>

 ラオニッチ強烈サーブに食らいつくが40-30からキープされる<第5ゲーム;錦織3-2ラオニッチ>

 錦織にミスが出て30-40からブレークされる。<第4ゲーム;錦織3-1ラオニッチ>

 ラオニッチの強烈サーブがきまり40-15からキープ。<第3ゲーム;錦織3-0ラオニッチ>

 錦織が40-15から危なげなくキープ。<第2ゲーム;錦織2-0ラオニッチ>

 錦織がデュースで粘り、ブレーク。<第1ゲーム;錦織1-0ラオニッチ>

 錦織が40-30からキープ。【試合前】

 第1試合の男子ダブルス決勝は、ペヤ、ソアレス組がパエス、ステパネク組を6-3、7-6で下し優勝した。◆錦織の今大会成績・1回戦

 

 添田豪(世界55位)

 4-6、6-2、6-3・2回戦

 

 ロブレド(スペイン=世界125位)

 5-7、6-1、6-0・準々決勝

 ベルディハ(チェコ=世界6位)

 7-5、6-4・準決勝

 

 バグダティス(キプロス=世界46位)

 6-2、6-2◆日本男子のツアー・シングルス決勝成績・73年10月

 大阪オープン

 優勝ローズウォール

 準優勝坂井利郎・89年1月

 

 BPナショナル

 優勝エバーンデン

 準優勝松岡修造・92年4月

 

 韓国オープン

 優勝松岡修造

 準優勝ウッドブリッジ・92年6月

 

 ステラアルトワ選手権

 優勝フェレイラ

 準優勝松岡修造・08年2月

 

 デルレービーチ国際

 優勝錦織圭

 準優勝ブレーク・11年4月

 

 全米男子クレー選手権

 優勝スウィーティング

 準優勝錦織圭・11年11月

 スイス室内

 優勝フェデラー

 準優勝錦織圭