ロンドン五輪体操女子代表の田中理恵(25=日体大研究員)が21日、日体大で記者会見し、現役続行を表明した。団体総合8位となった五輪後、来季以降の去就について明言していなかった。

 田中理は初出場した2010年の世界選手権で、日本女子初のエレガンス賞を受賞。個人総合で争われた4月の全日本選手権、5月のNHK杯で初優勝を果たし、兄の和仁(徳洲会)、弟の佑典(コナミ)とともに体操で日本初となる3きょうだいでの五輪代表入りを果たした。