関東大学ラグビー対抗戦の早大-明大は12月2日、東京・国立競技場で行われ、大学選手権を含め通算100回目の両校の対決となる。

 明大は現在5勝1敗で、1日に筑波大が帝京大を下し、早明戦に勝つと「3校同率」ながら14年ぶりの優勝となる。

 29日には東京・世田谷区内で練習。吉田義人監督は近年の早明戦について、「戦力は早稲田の方が上だった。明治としてはそこで受けることなく真っ向勝負したが、こらえきれないことがあった」と振り返り、「でも今年の4年生には確固たる自信がある」と断言した。防御の強みで戦った昨季とは一転、今季のチームは「爆発的な攻撃力が特徴」と自信を持つ。就任4年目の同監督は、ともに4年間を過ごしてきた最上級生の奮起を期待。「4年生にとってはラストシーズン、自分たちのラグビーをやってほしい」と話していた。

 過去99戦の通算成績は明大の42勝55敗2分け。