テニスの4大大会第1戦、全豪オープンの前哨戦にあたるエキシビション大会のクーヨン・クラシックを欠場した日本男子のエース、錦織圭(日清食品)が9日、全豪会場のメルボルン・パークで練習の一部を公開し、コーチを相手に軽快な打ち合いを披露した。

 前週のブリスベーン国際で左膝の炎症を起こして準決勝で途中棄権したが、その影響を感じさせなかった。

 クーヨン・クラシックは同日、メルボルンで始まったが、8日に出場辞退した錦織は14日開幕の全豪を見据え、大事を取ったとみられる。錦織は昨年の全豪男子シングルスで日本選手として80年ぶりに8強入りした。