<卓球:全日本選手権>◇最終日◇20日◇東京・国立代々木競技場

 女子ダブルスで日本生命の藤井寛子(30)若宮三紗子(23)組が29大会ぶりの4連覇を達成した。

 決勝の小野思保(25)森薗美咲(20)組も含めて、5試合すべてが3-0の完勝。1ゲームも落とさずに、大会最多記録に並ぶ偉業を成し遂げた。藤井は「決勝もそうですけど、絶対に接戦になると思っていたので驚きましたが、やってきたことが出せてうれしい」、若宮は「4連覇は決勝が終わるまで意識しないで、自分たちらしいプレーをしようと思っていて、それができてうれしく思っています」と声を弾ませた。