日本アマチュアボクシング連盟が、国際連盟(AIBA)が独自に設立するプロ団体(APB)に、日本選手の参加を認める方針を固めたことが1日、関係者への取材で分かった。

 AIBAは既に、APBに所属するプロ選手の2016年リオデジャネイロ五輪出場を認可する方針を示している。しかし、世界ボクシング協会(WBA)や世界ボクシング評議会(WBC)などプロ主要4団体は五輪出場の対象外のため、国内トップアマがAPBに加わるかどうか、今後の動向が注目される。

 日本連盟はこれまでAPBへの参加に慎重な姿勢を示していたが、AIBA側から強い要請があり、受け入れることになった。