東京体育館のリニューアルを記念して、4月1日からの通常営業に先立ち「東京スポーツドリーム2013」が24日、同会場で開催された。

 また、パラリンピック4大会連続出場の車いすバスケットボール男子日本代表の京谷和幸(41)の引退セレモニーも行われた。所属する千葉ホークスのチームメートから花束を受け取り「東京体育館というずっと憧れていた夢の舞台で(現役生活を)終えることは幸せだと思います」とあいさつし、観客から拍手を受けた。

 昨年、サッカーの指導者C級ライセンスを取得。「これからはカテゴリーは関係なく、指導できるチームを探したい。車いすバスケットボールなど障害者スポーツの普及も並行して行っていく。それが、自分のやらなきゃいけないことだと思う」と話した。室蘭大谷高サッカー部時代には、高校サッカー選手権にも3回出場しており「高校サッカーの指導者にも最終的にはなってみたい。技術だけでなく、人間として成長できるような指導をしたい。僕は人間ありきのサッカー指導者になりたい。S級ライセンスは夢の夢だけど、取得できたら面白いなと思う」と将来のプランも明かした。