中国・広州で行われた卓球の団体戦「ワールドチームクラシック」(3月28~31日)で銀メダルを獲得した女子日本の石川佳純(20=全農)が1日、チームメートとともに成田空港に帰国した。

 日本卓球史上初のメダル獲得となった昨年8月のロンドン五輪同様、準決勝でシンガポールに勝ち、決勝で中国に0-3で敗れての銀メダル獲得。

 これを石川は「五輪はシンガポールに勝って満足したけど、今回は違って『中国に挑戦できる』と思って臨みましたが、まだまだ自分の力が足りないことが分かりました」と振り返った。カットマンとの対戦も「準決勝は3-0で勝って自信になったけど、決勝は1ゲームも取れずに負けて悔しかった」と収穫と課題を挙げつつ、今年最大の目標である5月の世界選手権に向けて「しっかり準備します」と気持ちを切り替えていた。