<W杯スキー:男子ジャンプ>◇個人第13戦◇11日◇オーストリア・バートミッテルンドルフ、フライングヒル(HS200メートル、K点185メートル)

 ソチ冬季五輪代表の41歳7カ月の葛西紀明(土屋ホーム)が196メートル、197メートルの合計391・6点でW杯史上最年長優勝を果たした。

 葛西は2回ともトップの得点をマークし、W杯では2004年2月以来10季ぶりに勝ち、これまで最年長だった岡部孝信(雪印メグミルク)の38歳4カ月を抜いた。2位のペテル・プレブツ(スロベニア)に10・1点差をつける快勝で、通算16勝目は日本ジャンプ選手で単独最多となった。3位にグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が入った。

 同じく五輪代表の渡瀬雄太(雪印メグミルク)は23位だった。ソチ行きが決まっている竹内択(北野建設)伊東大貴、清水礼留飛(ともに雪印メグミルク)は出場していない。