日本水連は22日、今秋の仁川アジア大会(韓国)と10月にカナダで行われるワールドカップ(W杯)のシンクロナイズドスイミングの日本代表コーチに井村雅代元日本代表ヘッドコーチ(63)の就任を発表した。

 チームリーダーには金子正子前日本水連シンクロ委員長(69)が就く。2012年のロンドン五輪で初のメダルなしに終わった日本は、実績のある両氏の手で再建を目指す。

 井村氏は04年アテネ五輪後に日本代表の指導を退き、08年北京、ロンドンの両五輪は中国をメダル獲得に導いた。昨秋の日本代表合宿から支援コーチという立場で指導に関わっていた。井村氏が主にチーム、金子氏はデュエットを担当する。3月中旬のドイツ・オープンが初戦となる。