卓球の世界団体選手権(4月28日~5月5日、東京・代々木第1など)に向けた代表合宿の公開練習が7日、都内のナショナルトレーニングセンターで行われた。

 男女に分かれて、約2時間練習を行った。女子でロンドン五輪団体銀メダル、世界8位の石川佳純(21=全農)は、コーチに指導を受けながら実戦的な練習を積んだ。「決勝に進出することが目標。チームで力を合わせて戦いたい。調子はいいので、しっかり準備をしたい」と話した。

 男子の松平健太(22=早大)は、日本で開催される団体戦について「回りの声援も大きいと思うし、雰囲気が違うと思う。応援を力にしていきたい」と意気込んでいた。

 この日、団体戦で着用するオフィシャルユニホームも発表になった。武士の甲冑(かっちゅう)を模したデザインで、江戸紫のパープル、隅田川の水をイメージしたブルー、日の丸カラーのレッドの3色が製作された。石川は「試合で着るのが楽しみになった」と笑顔だった。