柔道男子100キロ超級で世界王者に2度輝いたロンドン五輪銀メダリストのアレクサンドル・ミハイリン(34=ロシア)が現役を引退していたことが21日、分かった。

 五輪出場は1度のミハイリンだったが、世界選手権では3個の金メダルを獲得した。

 2001年ミュンヘン大会では100キロ超級4回戦で篠原信一に圧勝するなど、無差別級との2冠を達成。05年カイロ大会100キロ超級決勝では棟田康幸を下した。昨年のリオデジャネイロ大会同級は3位決定戦で敗れた。