<テニス:ウィンブルドン選手権>◇最終日◇6日◇ロンドン・オールイングランド・クラブ◇男子シングルス決勝ほか

 男子シングルス決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)を6-7、6-4、7-6、5-7、6-4で下し、3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 4大大会制覇は2013年の全豪オープン以来7度目で、7日付世界ランキングで2位から1位に返り咲くことになった。優勝賞金は176万ポンド(約3億800万円)。

 27歳のジョコビッチは第1セットを落としたものの、深いショットで第2、第3セットを連取した。32歳のフェデラーのネットプレーに苦しめられて追い付かれたが、最終セットは第10ゲームをブレークして、決着をつけた。フェデラーは男子歴代単独最多の8度目の優勝に届かなかった。

 混合ダブルスはネナド・ジモニッチ(セルビア)サマンサ・ストーサー(オーストラリア)組が初優勝した。