床運動の世界王者、白井健三(17=岸根高)が絶好調宣言だ。体操の世界選手権(10月・中国)男子代表が29日、都内で合宿を公開。白井は「めっちゃ調子がいいので楽しみ」と笑顔だ。

 床運動と並び得意の跳馬では、この日、「シライ/キムヒフン」と命名された伸身ユルチェンコ3回ひねりを上回る3回半ひねりを練習。本番では使わないが「3回半をやっておけば、3回が怖くない」と、さらなる高いレベルを見せた。

 8月から高校総体(代々木第1)、全日本ジュニア(横浜文化体育館)、世界選手権と試合が続くが「早く試合がしたい」と、大会が待ち遠しい様子だった。