<ラグビー:トップリーグ:東芝39-26パナソニック>◇22日◇東京・秩父宮ラグビー場◇第1ステージA組

 東芝が昨季2冠王者パナソニックを撃破し、最高のスタートを切った。

 昨季は4度戦ってすべて黒星だった相手に5トライを奪っての快勝。ゲーム主将を務めたWTB大島副将は前半19分にトライで試合をふりだしに戻した。「会場の歓声がうれしかった。僕ら4年目以下は優勝を知らない。優勝できるか大きな試合に挑み、自信につながった」と満足げ。

 冨岡新ヘッドは「どこよりも早く仕上げた。負ければ優勝できないと思っていた。最高のスタート」と満面の笑み。

 相手も名将がディーンズ新監督だったが「殴り合いなら負けないけど、すべて比べものにならない。これで不安げなヘッドコーチでもいけると思ってもらえれば」と報道陣を笑わせた。