日本パラリンピック委員会(JPC)が主催する選手発掘イベント「めざせパラリンピック!

 可能性にチャレンジ2014」が23日、東京・北区の東京都障害者総合スポーツセンターで開催された。

 昨年9月に、2020年東京五輪・パラリンピック開催が決定。JPC関係者によれば、障害者のトップアスリートを発掘するイベントは、日本で初めての試みという。

 北は仙台市から、南は福岡市まで約70人が参加。展示のみのセーリングを含め陸上、水泳、フェンシングなど17の競技団体が、参加者を迎え入れ、歴代パラリンピアンによるデモンストレーションや、競技用の装具などが展示された。

 また元オリンピアンも協力。「パラリンピックアスリートへの道」と題した講演会では、元陸上選手の為末大さん(36)らが講師役で登場。日本パラローイング協会のコーナーには、ボートで5大会連続五輪出場中の武田大作(40=ダイキ)も応援に駆けつけ、参加者と汗を流した。30日には神戸市で、同様のイベントが開催される。