<バドミントン:世界選手権>◇第5日◇29日◇コペンハーゲン

 各種目の準々決勝が行われ、女子シングルスで第16シードの三谷美菜津(NTT東日本)が第5シードの成池鉉(韓国)を2-1で破り、4強入りを決めた。3位決定戦がないため、同種目の日本選手では1977年の第1回大会3位の湯木博江以来37年ぶりのメダル獲得の快挙。

 女子ダブルスでは第7シードの前田美順、垣岩令佳組(ルネサス)が第10シードのインドネシアのペアを2-0で下して4強入りし、末綱聡子(ルネサス)とのペアで2011年大会3位の前田は日本選手初となる2つ目のメダル。30日の準決勝で三谷はロンドン五輪女王の李雪■(中国)、前田、垣岩組は3連覇を狙う王暁理、于洋組(中国)に挑む。

 28日の3回戦で前回覇者のラチャノック・インタノン(タイ)を倒した三谷は第1ゲームを9-21で失ったが、第2ゲームからは粘って21-18、22-20と逆転した。前田、垣岩組は21-19、21-13と圧倒した。※■は草カンムリに内