日本テニス協会は1日、全米オープンの男子シングルスで日本選手として初めて4大大会で準優勝した錦織圭(日清食品)に特別功労金500万円を贈呈した。

 贈呈式は楽天ジャパン・オープンが開催されている東京・有明テニスの森公園で開かれ、1918年全米選手権で4強入りした故熊谷一弥さんの長男一夫さん(86)、4大大会通算13勝の松岡修造さん(46)ら男子テニス界のOBらが祝福した。

 直前のシングルス1回戦で快勝し、式で一夫さんから花束を受け取った錦織は「子どものころに夢見た4大大会の決勝の舞台に立てた。また決勝に出られるように頑張ります」とスピーチし、大きな拍手を浴びた。