日本オリンピック委員会(JOC)は8日、都内で緊急常務理事会を開き、仁川アジア大会の水泳会場で競泳男子の冨田尚弥(25)がカメラを盗んだ事件に関する処分を検討した。

 日本選手団の青木剛団長、田嶋幸三副団長、高田裕司総監督、日本水泳連盟の鈴木大地会長に対して、監督責任を問い、厳重注意処分にする方針を固めた。

 来月21日の理事会で正式決定する。JOC加盟の全競技団体に文書で注意喚起することも決めた。