仁川アジアパラ大会第6日は23日、韓国の仁川で行われ、陸上では複数クラス(F20、41、46)の合同で争われた女子砲丸投げで、加藤由希子(仙台大)がF46クラス(切断など)の世界新記録となる12メートル21をマークし、今大会2冠目を獲得した。

 男子800メートル(視覚障害T11)では和田伸也(大阪府視覚障害者福祉協会)が2分8秒97で優勝し、1500メートル、5000メートルと合わせて3種目制覇。同800メートル(車いすT52)では上与那原寛和が金メダルを獲得した。

 車いすテニスの男子シングルス決勝は国枝慎吾(ユニクロ)が真田卓(埼玉トヨペット)に6-3、6-1で勝ち、リオデジャネイロ・パラリンピック出場権を獲得した。男女共通上下肢障害決勝は諸石光照(岐阜県ク)が川野将太(シーズアスリート)に勝って優勝した。