男子テニスで世界ランキング3位のラファエル・ナダル(スペイン)が24日、年間成績などの上位8人によるATPツアー・ファイナル(11月・ロンドン)を含め今季残り試合に出場しない意向を男子ツアー公式サイトで明らかにした。

 来月3日に虫垂炎の手術を受けるため。スイス室内の準々決勝で敗退後に「勝つチャンスがないなら、体を休めた方がいい」と語った。

 錦織圭(日清食品)が初出場を目指すATPツアー・ファイナルは年間成績などの9位まで参加できる見通しとなった。

 28歳のナダルは今季、全仏オープンで初の5連覇を達成したが、ウィンブルドン選手権は4回戦敗退。右手首の負傷で全米オープンを欠場した。