“錦織3世”が、待望のプロ転向だ。

 男子テニスで、9月の全米ジュニアダブルスで優勝した中川直樹(18=IMG)が21日、都内でプロ転向を発表した。

 中川は、世界5位の錦織圭(24)と同様に、盛田正明テニス基金(MMTF)の援助を受け、13歳で渡米。拠点も錦織とまったく同じIMGアカデミーで、昨年プロに転向し、今年のアジア大会金メダルの西岡良仁に次ぐ、MMTF3人目の卒業生となった。

 中川は「目標は世界NO・1。4~5年後にはトップ10に入りたい」と、目標を高く設定。同席した盛田氏も「錦織より才能はあるかもしれない」と絶賛した。

 中川は、アディダスの支援を受け、ウエア、シューズの契約を結んだ。