国際バスケットボール連盟(FIBA)から無期限の資格停止処分を受けた日本協会の丸尾充会長代行が27日、東京都内で会見を開いた。

 冒頭で「選手、関係者に深くおわびを申し上げる」と謝罪した。今後は親善試合も含めて国際試合は禁止。来夏のリオデジャネイロ五輪予選も現時点では出られない。選手への直接謝罪について、丸尾会長代行は「機会があれば設定したい」と話すにとどめた。

 FIBAは第三者委員会(ジャパン2024バスケットボールタスクフォース=仮称)を立ち上げるなど直接介入も明言。異常事態を招いた責任について丸尾会長代行は「(制裁)解除に向けて努力することが、責任の取り方」と辞任を否定した。日本協会はFIBAからトップリーグの併存解消、統治能力に欠く協会の改革などを求められたが、先月末の回答期限に解決できなかった。