2015年リオデジャネイロ五輪から正式種目となる7人制ラグビーの男子日本代表合宿が27日、千葉県内で始まった。

 15人制のラグビーW杯イングランド大会(9月18日開幕)の代表候補でもある藤田慶和(21=早大)らが参加。大学でコミュニティースポーツ論のテストを受けてから合流のため遅刻したが、ゲーム形式の練習では、50メートル6秒1の快足で存在感を示した。「この合宿で7人制を学んで、楽しめるようにしたい。ワールドシリーズでもいい結果を出したいし、楽しめるようにしたい。(15人制日本代表監督の)エディー(ジョーンズ)さんからもスピードとディフェンス面を磨いてこいと言われました。7人制は1対1の場面も多いのでスピードが必要になると思う」と意気込みを話した。

 瀬川ヘッドコーチも「軸としてゲームをかき回してほしい」と期待。まずは、世界の強豪が集うワールドシリーズの第3戦ニュージーランド大会(来月6、7日)と、第4戦米国大会(同13~15日)に出場する予定だ。