<女子バレーボール:ワールドGP東京大会・日本0-3セルビア>◇19日◇東京・有明コロシアム

 世界3位の日本が完敗した。昨年の世界選手権、先週の小牧大会と連勝している同9位のセルビア相手に1セットも奪えず、20-25、22-25、18-25のストレートで敗れた。

 セルビアは、平均身長186センチと日本を12センチも上回る。日本は、その高いブロックの壁にやられた。逆に、日本はブロックが機能せず、守備に負担がかかり、まったく武器である速い攻撃につなげることができなかった。この日、25歳の誕生日だったエースの木村沙織(東レ)は「(チームが)ひとつになっている感じがしない」とがっくり。06年以来のバースデー勝利はならなかった。

 これで日本は通算4勝3敗。勝ち点は12で変わらず。セルビアは通算5勝2敗で勝ち点を16に伸ばした。同18位の韓国が、昨年世界選手権優勝のロシアを下す波乱があった。