プロバスケットボールbjリーグの仙台89ERSが18日、新外国人のフォワード、ラシャード・タッカー(33=米国)との契約合意を発表した。タッカーは昨季までオーストラリアリーグに在籍。01~02年はJBLスーパーリーグのアイシンでもプレーした。浜口炎ヘッドコーチ(HC、38)は「うちは若手チームなのでベテランのプレーを出してほしい」と期待した。

 やはり新外国人で、チーム史上最長身(212センチ)のクリス・ホルム(23)は既に合流し、15日の埼玉とのプレシーズンマッチに出場。この日、仙台市内で練習し「チームメートもフレンドリーで、とてもいい感じ。得意のリバウンドで勝利に貢献したい」と意欲。浜口HCも「ゴール下を強化できた。これまで弱かったインサイドもキープできる」と手応え十分だ。

 これで10月18日のリーグ開幕戦に向けて全10選手の陣容が整った。今季スローガンも「TOUGH

 MINDED」(タフ・マインデッド)に決定。ポイントガード日下光主将(25)を中心に、昨季の3位以上を目指す。【佐々木雄高】