アテネ五輪100キロ超級金メダルの鈴木桂治(29=国士舘大職)がトライアウトに学んだ。26日、グランプリ青島出場のため成田空港から出発。15日の講道館杯で3回戦敗退し「何で勝てないのか」と悩みを吐露していた。だがこの10日間ほどで周囲から「もう29歳じゃなくて、まだ29歳」と励まされた。25日には都内でのプロ野球のトライアウトを訪問。国士舘高時代の後輩、元日本ハム金子洋平外野手を応援しながら「あきらめることは簡単。でもみんな好きでやっている。今の自分の環境に感謝した」と気持ちを新たにしていた。