<テニス:東レ・パンパシフィック・オープン>◇2日目◇26日◇東京・有明テニスの森公園

 世界68位のクルム伊達公子(40=エステティックTBC)がシングルス1回戦で姿を消した。同155位のマンディ・ミネラ(25)に6-1、3-6、3-6の1時間55分で逆転負けを喫した。

 昨年、シャラポワ、ハンチュコバを撃破して快進撃を見せたクルム伊達が、初戦で逆転負けだ。第1セットは1ゲームしか落とさない最高のスタート。しかし、第2セットで「自分のサーブのリズムが崩れた」。5ゲーム連続で失い、押し切られた。8月中旬に左手甲と小指の付け根にひびが入るけがを負った。練習不足は否めなかったが「大丈夫です」と、完治を強調した。