25メートルプールの短水路で争う競泳W杯第7戦東京大会が今日12日、東京・辰巳国際水泳場で開幕する。男子平泳ぎの北島康介(29=日本コカ・コーラ)が、7月の世界選手権後初めてレースに参戦。50メートル、100メートル、200メートルと、200メートル個人メドレーにエントリーした。種目こそ違えど、5年ぶりに復帰したソープとの競演に注目が集まるところ。しかし、前日練習を終えた北島は「この1カ月、いい状態で泳げていない。こうしたいというアイデアはあるけど」と、試行錯誤する胸の内をのぞかせた。チェックした日本代表の平井ヘッドコーチは「手のかきが速く、足の引きも浅い」と分析。「大会の間しっかり見てあげたい」と話した。