南半球の強豪3カ国に拠点を置くチームが争う世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」の2016年のリーグ拡大に伴う新規参入を目指し、日本とともに最終候補に残っていたシンガポールのチーム関係者が23日、日本が有力候補とする報道を受け「われわれはラグビー界の新顔で、主催者は伝統を打ち破る気がなかった」などとする声明を発表した。同日、ロイター通信が伝えた。主催者はまだ結論を発表していない。

 現在15チームで構成されるスーパーラグビーは16年から18チームに増える。新規参入の3チームのうち2チームは南アフリカとアルゼンチンのチームが既に決定。最後の1チームが日本とシンガポールを拠点とするチームに絞られていた。