柔道の世界ジュニア選手権を終えた日本代表が28日、開催地の米フロリダ州から帰国した。

 男子100キロ級優勝の後藤隆太郎(20=慶大)は「きつい試合が多かったけど、我慢してワンチャンスをものにできた」と笑顔。過去、同階級は鈴木桂治、石井慧らも制したことを知り「1人だけ『誰だ、こいつ』にならないようにしないと」と気合が入った。100キロ級は今夏の世界選手権の派遣を見送るほど低迷が続き、井上康生監督が若手の起用を明言している。サッカーでは日本代表FW武藤嘉紀が話題だが、柔道にも楽しみな「慶応ボーイ」が登場した。