バドミントンのスーパーシリーズ・ファイナル(UAE・ドバイ)の女子ダブルスで、日本勢で初優勝した高橋礼華(あやか、24)松友美佐紀組(22=ともに日本ユニシス)が22日、成田空港に凱旋(がいせん)した。到着ロビーで多くの人から祝福を受けた高橋は「日本がこんなことになっているなんて」と驚いた。

 2人は、この1年間での精神面の変化が快挙につながったと話した。今季はスーパーシリーズで2勝を挙げるなど国際大会の決勝を何度も経験し、松友は「できることを出せばいいと思ってやれるようになった」と成長を実感する。目標とする16年のリオデジャネイロ五輪へ、高橋は「今のままじゃ出るだけで終わってしまう。勝ち続けられる実力をつけたい」と早くも先を見据えていた。