ラグビーU20世界選手権に出場する日本代表が29日、都内で東芝を相手に大会前最後の試合に臨んだ。立ち上がりのキックの悪さから、開始4分を皮切りに5連続トライをとられた。なんとか1トライを返しての後半は、3トライを奪ったものの28-64で敗れた。強化試合でNECを撃破していたが、6月5日のイングランドとの初戦を控えては完敗。薫田監督は「後半のトライは評価できるが、組織で崩せていない。序盤のキックの精度など課題をどう修正していけるか」と厳しい表情で話した。プロップの有田主将は「後半いい攻撃もあった。修正点が出たことはよかった」と、こちらは前向きにとらえていた。日本は前回1勝で15位から、2勝で8強入りを目指す。