大相撲の技量審査場所4日目の11日、大関日馬富士の付け人が支度部屋で携帯電話を取り出す場面があった。日本相撲協会は八百長の再発防止策として支度部屋への関取や付け人の携帯電話の持ち込みを禁じ、国技館の入り口で預けることになっている。

 この付け人は、預けていた携帯電話を、日馬富士の取組後に取りに行ったなどと説明した。その場で電話はしなかった。支度部屋の監視役だった監察委員の宮城野親方(元幕内竹葉山)は、結びの一番が終わった時点で離れていた。