大きな作戦に出て、チャンスをつぶすと、相手に流れがいくことを痛感させられる試合だった。日本ハムは3回表に2点を先制されたが、その裏の攻撃で1死三塁の好機をつくった。まずは1点を返すことで相手についていけると思える大事な場面で、打者は松本剛。ここで日本ハムの作戦はカウント3-1からエンドラン。これが二直で、三走近藤が戻れず、ゲッツーで1点も取れずに終わった。
新庄監督は特にこのカードで顕著だが、大きく動いてくる。ただ、この場面は打者が好調な松本剛だっただけに、フリーで打たせたほうが良かったように思う。起用法、作戦など思い切ったチャレンジをするシーズンにすることは理解できるが、このプレ-で相手に流れが傾いただけに指摘させてもらった。
ソフトバンク先発東浜に気持ちよく投げられてしまった。これで東浜相手に18年途中から9連敗となった。打者が振ってくるところでのシンカー使いが東浜、甲斐バッテリーの特徴。この日も打者有利のカウントでシンカーを投げられ、打ち損じていた。このシンカーを捨てるのか、何か対策を講じないとまた東浜にやられることになる。(日刊スポーツ評論家)




