阪神先発の門別は序盤から走者を出し、セットポジションからの投球が多くなってしまったことで厳しくしてしまった。
どちらかと言えば走者に動きを見られやすい投手。そこでセットポジションではクイックを速くして投げているのだが、現状、そうするとどうしても威力が落ちる。
オープン戦では攻めていたようだが、この日は大胆に投げ込むというよりコースを狙っていく投球にもなった。そこはやはり、OP戦と公式戦の違いだ。そこに加えて、この日はコントロールもよくなかった。
特徴として変化球を投げるとき、腕の振りが少し緩む傾向があった。広島打線は真っすぐ1本のタイミングで待っていたようだ。そこで変化球をファウルで粘られ、球数が多くなってしまった。4回ですでに90球はやはり多かった。
そうは言っても降板するまで1失点(結果は2失点)で抑えたし、シーズン最初の登板ということも考えればまずまずの投球だったとも言える。次回、セットでの問題や、変化球を投げる腕の振りを修正してこれるか、がポイントだろう。
ルーキーの伊原は負けている展開で楽に投げられる状況だったとはいえ、落ち着いた投球ができていた。テンポもいいし、制球難で大崩れするような雰囲気もない。このまま中継ぎでいってブルペンを厚くするのか、あるいは先発でチャンスをやるのか、そのあたりがポイントになってくるとは思うが、いずれにしても今季、阪神の新しい戦力になると思う。




