<ソフトバンク0-6西武>◇30日◇ペイペイドーム
長いこと悩まされ続けてきた長雨が終わって、ようやく梅雨が明けた。待ちに待った真夏の太陽を浴びてソフトバンクも首位街道を快走? と思いきや、やはり「山賊打線」は手強かった。
プロ初先発となった2年目の板東が洗礼を浴びた。初回1死二塁から山川に先制打を許すと、2回にはスパンジェンバーグ、続く3回には森にソロ本塁打を許した。「本塁打を打たれてから、気持ちが後手後手になってしまった。もっと攻めていかないと、いいバッターは抑えられない」。広報に託したコメントには悔しさがにじんだ。
5回には再び森に2打席連続となる4号2ランを被弾。5回途中78球を投げ、7安打5失点KO。降板まで毎回走者を背負い、無失点で終えたのは4回の1イニングだけ。好調チームの勢いも削ぐ格好になった。「自分の投球をしっかりと見直して、次回以降の登板に生かしていかないといけない。試合をつくることができずに申し訳ありません」と唇をかんだ。西武与座(沖縄尚学)、森(大阪桐蔭)のバッテリーとは同学年。母校鳴門のエースとして2013年の夏の甲子園では2人と同じ土を踏んだ。負けたくない気持ちは誰より強かったはずだ。
新外国人のムーア、バンデンハークの故障もあって先発チャンスが巡ってきたものの、生かしきれなかった。ただ、挽回のチャンスは必ず巡ってくるはず。18年まで活躍した元エース摂津の背番号「50」を受け継いだ右腕のリベンジに期待したい。
【ソフトバンク担当 佐竹英治】




