早いもので今年もあとわずかですね。阪神は今季2位で、優勝には及びませんでした。でも、オフの補強の動きは活発で、来年こそ…と夢がふくらんでいる虎党も多いのでは。もちろん私も。こっそり、こんなシナリオを描いています。

◆開幕ダッシュ成功 今年はなんといっても6月10試合で2勝8敗と苦しみました。盛り返した7月以降、月間負け越しはありませんでした。先発陣でいえば西勇、青柳、秋山、高橋らコマはそろっていますし、救援陣も強力です。すでに藤浪が先発、岩貞は中継ぎが基本線となるなど、役割分担も明確になっています。矢野監督は来春キャンプの第1クールから実戦メニューを組み込む考えを示しています。17年シーズン以来となる3・4月の勝ち越し発進を決めてくれるはずです。

◆交流戦での奮闘 パ球団との戦いを制することができるか、大きなカギとなるでしょう。19年シーズンと同様で18試合で雌雄を決します。その19年は6勝10敗2分けと4つの負け越しでした。ただ、来季はDH制のあるパ本拠地で助っ人野手3人をそろい踏みさせるオーダーを組む可能性もあるのでは、と思っています。こちらも4シーズンぶりの勝ち越しを決め、貯金を上積みです。

◆中断期間後にスパート 21年は、五輪開催期間がシーズン中断期間に充てられます。7月19日から8月12日までが中断期間。ここで体調管理、調整をしっかり施し、9月には13試合のホームゲームがありますし、夏場以降に一気に優勝へのロングスパートをかけたいですね。

20年シーズン、野手では大山、近本らが成長し、扇の要にも梅野という心強い存在が虎にはいます。矢野監督はすでにサンズの一塁プランを示唆するなど外国人選手の競争も、今年以上にハイレベルなものとなりそう。来季こそ…。虎番も例年とは違ったワクワク感を胸に、新年を迎えます。【阪神担当 松井周治】