6月9日開幕の全日本大学野球選手権に関西から出場する4大学のうち、2大学の注目選手を紹介する。今春本塁打王と打点王に輝いた奈良学園大(近畿学生)の松林克真内野手(4年=履正社)は、長打力を生かして9年ぶりの全国白星へ導く。
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全国で持ち前の長打力を見せる。奈良学園大・松林が神宮での1発を夢見た。「自分が打てば勝てる。責任感はあります。チームが勝てるように、1本じゃなくて3本くらい打ちたい」と気合をみなぎらせた。
履正社では通算15本塁打と長打力のある4番で主将だったが、全国の舞台を経験できなかった。奈良学園大では1年春から公式戦に出場。8季ぶりのリーグ優勝を果たした昨秋は関西選手権で敗退し、明治神宮大会出場はならなかった。
今春は接戦を勝ち切り、勝ち点5で完全優勝。松林も2本塁打、9打点でリーグ2冠とバットで貢献した。優勝を決めた5月7日の神戸医療未来大戦では、ともに1年から公式戦に出ている主将の本間悠人内野手(4年=奈良大付)の先制犠飛に奮起。松林もリードを広げる犠飛を放って勝利を決定づけ、「やっと全国に行ける」と中学以来の全国大会に目を輝かせた。
全日本大学選手権から新たなユニホームに変え、リーグ戦での背番号25から10に変更。「憧れの存在でお世話になっている」と高校、大学の先輩のヤクルト宮本丈と同じ番号にした。今回は宮本の本拠地・神宮でプレー。「気合が入るし、恥ずかしいプレーはできない。活躍して、いい番号と思ってもらえるように頑張りたい」と気合十分だ。
身長185センチで体重100キロと体格に恵まれる。将来的にはプロへの思いも持ちつつ、卒業後はチーム問わずプレーするつもりだ。持ち味の広角に長打を打つ力や勝負強さを発揮できれば、同大学9年ぶりの全国1勝も近づく。「ワクワクとドキドキが交じっている。日本一を目指してやっている。ホームランを3本以上打って目立ってアピールしたい」。背番号10が神宮で暴れ回る。【林亮佑】
◆松林克真(まつばやし・かつま)2003年(平15)11月18日生まれ、大阪府大阪市出身。平野南小1年のときに平野リトルトロージャンズで野球を始める。摂陽中では松原ボーイズに所属し投手と三塁手。履正社では2年秋から背番号3でベンチ入り。3年で迎えた21年夏は大阪4強。高校通算15本塁打。奈良学園大で1年春から公式戦出場。4年春に本塁打王と打点王。50メートル走6秒5。遠投100メートル。185センチ、100キロ。右投げ右打ち。




